皆さん 入浴はどの様になされていますか??
汗をさーっと流せて時間短縮が出来る『シャワー派』ですか?
それとも、
ゆっくりリラックスしながら湯船にしっかり浸かる『お風呂派』 ですか??
統計で言うと、シャワーで済ませている人が多いそうです。
一人暮らしの人たちにとっては、いちいち湯船にお湯をためて入るより、時間短縮でお金も節約できるシャワーなのではないでしょう。
しかし、身体の健康を考えた場合、シャワーより浴槽にお湯をためて入浴した方が良いそうです。
お風呂の効果って??
あなたにとってお風呂に入る目的って何ですか?
身体の洗浄?綺麗に清潔にする事?はもちろんですが、その他にも色々な健康の効果があります。
お風呂に入るの効果としては
「温熱効果」、「水圧効果」、「浮力効果」の3つポイントがあります。
まず温熱効果として、お湯の温度で自律神経を刺激出来て、交感神経・副交感神経を活性化します。
熱めのお湯は、体を興奮させる神経として知られる「交感神経」を活性化でき、眠気が強い時間帯に、熱めのシャワーを浴びると、眠さを解消してくれます。
ぬるめのお湯は、体をリラックスさせる神経である「副交感神経」のを活性化でき、全身の血管を拡張する為血行が良くなり、脳からも「α波」が出る為集中力や免疫力の向上やストレスの軽減に効果があります。
入浴する際に適した温度は、自分の体温に4℃足した温度が適温と言われ、多くの人が、36.0℃辺りであるため、40℃前後が適温ということです。
次に水圧効果としては、水の中に入ると、身体に水の圧力(水圧)がかかり、足の血管が圧縮されます。その結果、老廃物が流れる、足から心臓に向かっての血液(リンパや静脈)の流れが促されます。
そして、心臓の活動が活発になり、腎臓への血流量が増え身体に溜まった水分が排出され、むくみや冷えの改善につながります。
水中では、浮力が働き、自分の体重が約10分の1になります。これは、関節や筋肉への負担は軽減され、痛みを伴わずに動く事が出来、血液の循環も促され、血流が良くなります。プールでのアクアビクスが良いとされているのも、なども同じ理由です。
でも、シャワーだってって思っている方、忙しいときや夏場は、シャワーで済ませる人が多いと思います。
しかし、シャワーでは、身体の芯まで温めることはできません。身体をしっかり温める最も簡単な方法は、やはり入浴なのです。
こういった理由で、湯船につかって身体の体温を上げるという事は、「HSP(ヒートショックプロテイン)」という、細胞の修復を促すタンパク質の産生を増やす効果も期待でき、結果免疫機能もアップして、あなたを健康にしてくれるはず?!!!
今まで、シャワーだけだった方、週に1回でも湯船につかる日を作ってみませんか?

