だいぶ寒くなってきて、からだが冷えている人は多いと思います。
あなたは、【冷え】に対して、自分の予防策はありますか?
今まで、女性の冷え性って方はよく患者様でもいらっしゃっていましたが、最近は高齢者の方の冷え性もかなり増えてきました。
【冷え】って何?って言ったときにこたえられますか??
血流の悪さ、血液循環が悪く、毛細血管の隅々にまで血の流れが悪くなり、そのために体内で作られる熱量不足でおこるいやな感覚だと思います。
そして、冷えにも色々種類があって
①体全体が冷える全身型
②手とか足の先の方が冷える四肢末端型
③腰から冷える下半身型
④内臓が冷える内蔵型
などがあります。
冷えによっておこる症状は
頭痛、めまい、肌荒れ、むくみ、耳鳴り、肥満、胃痛、胸やけ、便秘や下痢、肩こり、腰痛、生理痛や生理不順、怠惰感、などなど
冷えを改善するには、やはり 体を温める!
体を温める食べ物を摂ったり、湯につかったりすることが効果的です。
でも、からだが常に冷えていて調子が悪いときは、ちょっと考えて
①血流が足りなくて貧血気味の「血虚(けっきょ)」
②エネルギー不足で熱が産まれにくい「気虚(ききょ)」
③血液がドロドロになって血流障害が起こる「瘀血(おけつ)」
④体内に水分がだぶつく「水毒(すいどく)」
⑤その他
東洋医学的に言うと上記のことも言えますので自分が何に当てはまるかを見極めてください。
そして、冷えがやはりひどく、温めても温まらないときは、
閉塞性動脈硬化症や大動脈弁狭窄症、心臓病などの可能性もありますので、
一回お医者様の受診をお勧めします。
- 冷えを改善するには、体を温める食べ物を摂ったり、湯につかったりすることが効果的です。
- また、冷たい飲み物は体を冷やす原因となるため、常温か温かい飲み物を飲むようにしましょう。
- 冷えがひどい場合は、婦人科や内科を受診しましょう。
- 冷えとほかの症状が同時に現れた場合は、閉塞性動脈硬化症や大動脈弁狭窄症、心臓病などの可能性もあります。
循環が悪く、温まりにくい方には当院の温活セラピーをお勧めします
そして、他にも有効なのは適度な動きや運動だと思います。
適度な運動やストレッチができる施術を受けてみませんか??
セルフでできるストレッチや少しのウォーキングでも少しでも身体を動かす習慣をつけさせる指導もしています。
ご予約お待ちしております!!

番外編
<体を温める食品の例>
野菜類―(根菜類系)カボチャ、玉ネギ、山芋、ごぼう、人参や大根(生で食べると体を冷やす、火を通すと体を温めます)
肉・魚類――鶏肉、羊肉、鮭、鯖、タラ、ふぐなど
調味料・香辛料――味噌、ニンニク、コショウ、シナモンなど
豆類など――小豆、黒豆、納豆など
<体を冷やす食品の例>
野菜・果実類――キュウリ、レタス、トマト、柿、梨、バナナ、メロン、スイカ、パイナップルなど
飲料――麦茶、コーヒー、牛乳、豆乳、など
調味料など――酢、植物油など